皆様 明けましておめでとうございます!
今年初の松風荘だよりをお届けいたします。
昨日、松風荘では社員研修が行われました。
新橋のグループ各社で勤務する3人が参加しました!
都会にありながら静かな洗足池のほとりでほっと一息。
数寄屋造りの日本の伝統的家屋のたたずまいを身をもって体験!!
いつも庭の手入れにあたっている方にレクチャーしていただいて、
庭の落ち葉拾い、敷き松葉!!の間の細かいごみ取り。
(敷き松葉は冬季における霜柱の養生として苔の保護に使われます。
露地に冬の風情を添える重要な目的も持っています。霜が降りて
持ち上がった地面が乾燥し苔が剥がれてしまうのを防ぎます。)
今年の敷き松葉の様子です。
文化は一日にしてならず。自分を深く内省し成長していただきたい
という研修の目的です。
おいしい御食事タイム 茶道の懐石にあたります。
その後茶室で作法にとまどいつつも深い文化にふれてお茶を一服。
短い時間ではありましたが、どうでしょうか。
そんな3人の感想から少し抜粋…
・文化を通じて人間力を高めていかねばならないことを再認識致しました。
・庭園はどの場所にいても同じ風景がないように作られているとの事で、
見る人が常に楽しめるように意識して作られたものであることを教えて
頂きました。
・お庭の手入れを指導して頂きました。苔を痛めないように箒を使わず
手で拾い、苔にも種類があり、悪い苔を除去するのには酢を使う事など
教えて頂きました。手入れの大変さと共に、建物同様お庭の造作には全て
意味があり、あるべき姿にしておかなければならない事を感じました。
松風荘から臨む洗足池の風景です。