サンブリヂニュース
東洋海事工業先代社長
第8回 橋元才平翁記念ファミリーコンサート
仲道 郁代 Nakamichi Ikuyo
仲道郁代は、作品の抒情を浮き彫りにし、音楽の本質に迫る演奏解釈で、人気、
実力ともに日本を代表するピアニストとして活躍を続けている。
大学1年在学中に、第51回日本音楽コンクール第1位、あわせて増沢賞を受賞し注目を
集めた仲道郁代は、数々の国内外での受賞を経て、ヨーロッパと日本で本格的な演奏
活動をスタートさせた。
古典からロマン派までの幅広いレパートリーを持ち、これまでに日本の主要オーケストラ
と共演した他、海外のオーケストラとの共演も数多く、ピヒラー指揮ロンドン・モーツァルト管弦
楽団、マゼール指揮ピッツバーグ交響楽団及びバイエルン放送交響楽団、小林研一郎指揮
ハンガリー国立交響楽団、ズッカーマン指揮イギリス室内管弦楽団、ブルゴス指揮ベルリン
放送交響楽団などのソリストとして迎えられ、その音楽性に高い評価を得ている。
1999年にはカーネギーホールでリサイタル・デビュー、2001年にはサンクトペテルブルグ、
ベルリン・フィルハーモニーホールでのコンチェルト・デビューを果たし、ますます活躍の幅を広げている。
2005年には英国チャールズ皇太子が名誉総裁を務めるイギリス室内オーケストラ主催の
「結婚祝祭コンサート」に出演し絶賛された。リサイタルも日本各地で行っており、中でも1994年
から行った3大(バッハ、ベートーヴェン・ブラームス)のシリーズ、1998年から横浜、神戸で
行った「ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全曲演奏会」は、作品への真摯な取り組みと音楽性の
高さが評価された。2002年6月からは「ベートーヴェンの全32曲のピアノ・ソナタを語り、聴く会」
と題し、彩の国さいたま芸術劇場において、諸井誠氏との解説・対談・分析を交えながら
ソナタ全曲の演奏を行う、という4年間全12回にわたる画期的なプロジェクトに取り組んでいる。
また、この公演にあわせてベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全曲(全11枚)のレコーディングも
行っており、これまでにリリースされたCDすべてが「レコード芸術」特選盤に選ばれるなど、
充実したスケールの大きな取り組みに賛辞と期待が寄せられている。
リサイタルのみならず、彼女の多彩なアイディアや情熱から生まれた企画も多く、1996年から
スタートさせた「仲道郁代の音楽学校」は、名称を「仲道郁代のゴメン!遊ばせクラシック」と
変更、楽しく自由な舞台が人気を呼んでいる。近年は「子供たちに音楽との素敵な出会いを
プレゼントしたい」との意志からスライドと演奏、語りをひとつにしたコンサート「ピアノとスライドで
つづる動物たちの詩“光のこどもたち”が各地で注目を浴びている。
2003年からは、地域社会の活性化と音楽文化の発展を目指し、大阪音楽大学特任教授、財団法人地域創造理事としても、積極的に活動している。
Program
ドビュッシー:ベルガマスク組曲より“月の光”
田中カレン :「星野どうぶつたち」より
リスト :愛の夢
リスト :3つの演奏会用練習曲第3番“ため息”
リスト :メンフィスト・ワルツ
ショパン :幻想即興曲 作品66
ショパン :「子犬のワルツ」作品64−1 変ニ長調
ショパン :夜想曲第20番 嬰ハ短調
“レント・コン・グラン・エスプレシオーネ”
ショパン :ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 作品58
東洋海事工業先代社長
第7回 橋元才平翁記念ファミリーコンサート
岸田 今日子 youko Kishida
東京生まれ。文学座、劇団雲を経て演劇集団円(えん)に設立参加。「キティ颱風(たいふう)」で初舞台。「陽気な幽霊」でテアトロン賞を受賞。その後「聖女ジャンンダーク」「マクベス」「欲望という名の電車」「更地(さらち)」などに出演。また、1999年度紀伊国屋演劇賞を「猫町」「遠い日々の人」で受賞。映画では、「破戒」他で、毎日映画コンクール助演女優賞を受賞。「砂の女」他の演技でブルーリボン助演女優賞を受賞。1997年「八つ墓村」他の演技でブルーリボン助演女優賞を再受賞。テレビでは、日本テレビ「傷だらけの天使」NHK大河ドラマ「武田信玄」「徳川慶喜」などに出演。
荘村 清志 Kiyoshi Shoumura
9歳よりギターを始め、当初は父、荘村正人に、後に小原安正氏に師事。巨匠ナルシソ・イエペス氏に認められ、1964年にスペインに渡り、イエペス氏より親しく教えを受ける。1967年イタリア各地で演奏会を開催、その好評により翌年にはミラノ他22都市でリサイタルを行う。1968年帰国。翌年の日本デビューリサイタルでは「テクニック、音楽性とも第一人者」との評判を得る。1974年NHK教育TV「ギターを弾こう」に講師として出演し、一躍全国に知られる。1999年デビュー30周年記念リサイタルを東京・サントリーホール他で開催。人気と実力を兼ね備えた本格派ギタリストとしてリサイタル活動を続けるほか、オーケストラとの競演、レコーディング活動などを展開して好評を博している。また、武満徹氏の初のギター作品の初演など、現代ギター作品の紹介にも意欲的に取り組んでいる。
下関少年少女合唱隊
「美しいものを大切にします」「いつも明るく合唱練習を楽しみます」「隊員として恥ずかしくない態度で行動します」「歌をとおしてみんなきょうだいです」の合唱隊員の約束のもとに歌いつづけている。隊員は現在、幼小中高生合わせて100名、毎週水曜日と土曜日の2回、下関市中央公民館で練習を続けている。主な活動は、秋の定期演奏会、春にスプリングコンサート、NHK合唱コンクール小学生の部課題曲の合唱指導者講習会など、合唱隊が主催する定期演奏会のほかに、東京公演や国内各地で毎年20回前後の依頼演奏会、姉妹都市を中心にした海外公演や教科書の範唱CDの録音など新しい勉強にも取り組んでいる。全国児童合唱指揮者の会に属し、その19団体と毎年研修交流を重ねる。
Program
朗読とギターの世界
スペインの叙情詩人J・R・ヒメネスが、灰色の小さなロバと故郷モゲールで過ごした数年間を綴った、散文詩集『ブラテーロとわたし』と、M・C・テデスコ作曲のギター曲を女優・岸田今日子朗読とギターの第一人者である荘村清志の演奏で繰り広げるスペインの牧歌的世界。
『プラテーロとわたし』(抜粋)
プラテーロ / 白い蝶 / 夕べの鐘 / つばめ / ロンサール / 幼い少女 / 憂愁 他
ギターソロ
アルハンブラの想い出 / 愛のロマンス / グラン・ホタ
朗読:岸田 今日子
ギター演奏:荘村 清志
金子みすゞの世界
女流童謡詩人金子みすゞの詩を下関少年少女合唱隊の歌声でつづる合唱ファンタジー。鈴木憲夫作曲の合唱隊オリジナル曲に岸田今日子の朗読と荘村清志のギター演奏がコラボレーション。ひとときの夢の世界に誘います。
合唱ファンタジー『みすゞのそら』より
星とたんぽぽ / 蛙 / 他
合唱ファンタジー『みすゞのこみち』より
このみち / 私と小鳥と鈴と / 草山 他
合唱:下関少年少女合唱隊
朗読:岸田 今日子ギター演奏:荘村 清志
東洋海事工業先代社長
第6回 橋元才平翁記念ファミリーコンサート
千住 真理子 Senjyu Mariko
2 歳半より鷲見三郎氏に、11歳より江藤俊哉氏に師事。1973年全日本学生音楽コンクール小学生の部全国1位優勝。1975年第1回「若い芽のコンサート」でN響と共演し、12歳でデビュー。以後、第26回パガニーニ国際コンクールに最年少で入賞など、数々のコンクールで輝かしい成績を残す。慶応義塾大学文学部哲学科卒業後、指揮者故ジュゼッペ・シノーポリに認められ、1987年フィルハーモニア管弦楽団定期演奏会でロンドンデビュー、翌88年ローマデビューを果たす。1990年デビュー15周年を機に自身のプロデュースによるリサイタルを開催して話題を集める一方、国際交流基金による文化大使派遣演奏会を各国で行い、音楽による国際親善にも努め、20周年を機に自ら主催した全額チャリティーコンサート活動を活動を行うなど、社会活動にも関心を寄せている。
演奏活動の他にも、NHK報道番組「世界は今」でのキャスターや、教育テレビ「趣味悠々」のバイオリンの講師を務めるなど幅広い活躍で知られ、NHK朝の連続テレビ小説「ほんまもん」では音楽を兄の千住明氏が担当、千住真理子が演奏し注目を浴びる。
1993年文化庁「芸術作品賞」受賞。1995年モービル音楽賞奨励賞受賞。2002年秋、ストラヴィヴァリウス「デュランティ」との運命的な出会いを果たし話題になる。
CDの他にも多くの著書を手がけ「ふだん着でトーク」は高等学校用国語検定教科書に掲載。
籾山 和明 Kazuaki Momiyama
1968 年桐朋学園高校音楽科弦楽科入学。バイオリンを宗倫安氏、指揮を故斎藤秀雄氏に師事。小澤征爾氏や朝比奈隆氏、秋山和慶氏の副指揮者として活動を始める。 76年チェコフィルハーモニー交響楽団の常任指揮者ズデニェク・コシュラー氏の招きで、チェコフィル及びスロヴァキア歌劇場で研鑽を積み、イタリアのF・フェラーラ氏によるゼミナールでの特別賞受賞記念演奏会にてプラハコンセルヴァトワールオーケストラを指揮する。78年からはロンドンに滞在。81年新日本フィルハーモニー交響楽団の専属指揮者となる。同年、文化庁海外派遣指揮者に選ばれ、ロンドンBBC交響楽団に派遣される。83年宮城フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者に就任。89年より同管弦楽団(現・仙台フィル)客演指揮者に就任。また、85年以来毎年数回、定期的にソウルの音楽界に招かれ、ソウル市立フィルハーモニー管弦楽団及びコリアン交響楽団の常連客演指揮者としても活躍しているほか、桐朋学園オーケストラの指揮者として、母校での指導にもあたっている。
藤井 一興 Kazuoki Fujii
東京芸大3年に在学中、フランス政府給費学生としてフランスに渡り、パリ・コンセルヴァトワールを作曲科、ピアノ伴奏科共に1等賞で卒業。また、パリ・エコール・ノルマルでピアノ科を高等演奏家資格第1位で卒業した。その間、作曲をオリヴィエ・メシアン、ピアノをイヴォンヌ・ロリオ、マリア・クルチォに、また、ピアノ伴奏をアンリエット・ピュイグ=ロジェの各氏に師事。以来多くの国際ピアノ・コンクールで入賞する。ヨーロッパ各地や日本国内でのソロ・リサイタルや室内楽、オーケストラとの協奏曲のほか、フランス国営放送局やヨーロッパ各地の放送局や日本のNHKでの多くの録音・録画など幅広い活動を行っている。
多数のレコードをリリースする他にも作曲家としても活動を続けており、フランス文化省からの委嘱をうけるなど、その作品が演奏会や国際フェスティヴァルで演奏されている。
下関南高管弦学部
下関南高等学校管弦学部は、1978年に創部された歴史と伝統がある。現在の部員数は、全校生徒の5分の1にあたる。入部時はほとんどの部員が初心者でありながら、下記のような目覚ましい実績を残している。活動は主に毎日の放課後の数時間と土曜日だが、少ない練習時間を効果的に、また工夫された練習方法で日々高い演奏を目指して頑張っている。
〇全国学校合奏コンクール山口県大会 20年連続金賞受賞
同 中国大会 最優秀賞受賞 7回
同 全国大会 2位、3位(2回)、奨励賞(2回)
〇定期演奏会 毎年 1回 6月
〇クリスマスチャリティーコンサート 毎年 1回12月
〇全国高等学校総合文化祭出演(熊本、新潟、福岡大会)
Program
ラルゴ (オンブラ・マイ・フ)・・・ヘンデル
愛 の あ い さ つ・・・エルガー
夢 の あ と に・・・フォーレ
冥 想 曲・・・チャイコフスキー
シャ コ ン ヌ・・・ヴィターリ
行進曲「威風堂々」第1・・・エルガー
組曲「くるみ割り人形」より
花のワルツ・・・チャイコフスキー
「アルルの女」 第2組曲・・・ビゼー
タ イ ス の 冥 想 曲・・・マスネー
チ ゴ イ ネ ル ワ イ ゼ ン・・・サラサーテ
東洋海事工業先代社長
第5回 橋元才平翁記念ファミリーコンサート〜音楽は楽しいぞ〜
山下 洋輔 Yousuke Yamashita
1942年東京生まれ。1969年「山下洋輔トリオ」を結成、フリー・フォームのエネルギッシュな演奏でジャズ界に大きな衝撃を与える。その後、和太鼓やオーケストラとの共演など活動の幅を広げる。
1988 年「山下洋輔ニューヨーク・トリオ」を結成。国内のみならず世界各国で演奏活動を展開。世界中のジャズファンから圧倒的な支持を受ける、日本の誇るナンバーワン・ジャズピアニストの一人である。 1988年パリで佐渡裕指揮によるラムルー管弦楽団と「ラプソディー・イン・ブルー」を共演。同年、今村昌平監督映画『カンゾー先生』の音楽を担当、「毎日映画コンクール」音楽賞、「日本アカデミー賞」優秀音楽賞、さらに98年度の芸術選奨文部大臣賞(大衆芸能部門)を受賞。
2000 年1月東京オペラシティ・コンサートホール、4月大阪フェスティバルホールで自作のピアノ協奏曲「即興演奏家の為のエンカウンター」を発表。2001年1 月、岡本喜八監督『助太刀屋助六』の音楽を担当する他、オール・アメリカ人ミュージシャンによるビックバンド・アルバム『フィールド・オブ・グルーヴス』をリリース。
2002年1月、東京オペラシティでニューイヤーコンサート『山下洋輔の超室内音響楽』を開催、「室内楽とジャズの音楽細胞同士が激突するコンサート」と絶賛を集める一方、向井滋春、八尋知洋とのスペシャル・ユニット「室内楽団八向山」の待望のファースト・アルバム『室内楽団八向山』をリリース。
演奏活動のかたわら、洗足学園大学ジャズ・コースの客員教授・代表を務めるほか、多数の著者を持つエッセイストとしても知られる。
東部中学校吹奏楽部(指揮:秋本隆)
下関市立東部中学校は旧清末毛利藩邸内に昭和22年に創立され、平成9年には創立50周年を迎えた。吹奏楽部は創部以来活発に活動を続け、1990年度全日本吹奏楽コンクール山口県大会より12年連続で金賞を受賞している。同中国大会へは10年連続出場を果たしている。
また、マーチングフェスティバル、アンサンブルコンテストにも 取り組み、それぞれの中国大会では優秀な成績を収めている。さらに、日本管楽合奏コンテスト全国大会には3年連続で出場し、2001年度最優秀賞を受賞した。
コンクールや校内活動のみならず、地域の行事や他校への訪問演奏などにも積極的に参加し、幅広い活動をしている。
平家踊りを受け継ぐ子の会(下関市立本村小学校)
「平家踊り」は、郷土の盆踊りとして保存・伝承されてきた下関の伝統芸能の一つで、特に、平家ゆかりの地・彦島の本村地区の人々はこの踊りに誇りを持ち、彦島を引島と呼んだ昔から盆や地蔵祭りで盛んに踊り親しんできた。
「平家踊りを受け継ぐ子の会」は、地域に根ざした教育のもとで郷土を学び、地元の人々とのふれあいの中で、心にふるさとを育てたいという願いを込めて、昭和59年6月に結成された。地元の方々の支援のもと、PTA、下関平家踊り保存会のメンバー、学校が協力し支え合って19年間活動を続けている。
平家踊りは、三味線、太鼓、音頭、踊りの4部門に分かれており、毎週水曜日の6時から7時半まで、下関平家踊り保存会の方々のボランティアによる指導のもと、児童はそれぞれの部門ごとに練習を重ねている。発会当時は130名近い児童が参加していたが、現在では3年生以上36名での活動となっている。
Program
●第一部
山下洋輔ピアノソロ
・ラウンド
・ミッドナイト・・・・・T・モンク
・ボレロ ・・・・・M.ラベル
他
●第二部
山下洋輔&本村小学校
・えび屋の甚句
・万歳(まんざい)
●第三部
山下洋輔&東部中学校
・茶色の小瓶
・イン・ザ・ムード
・ラプソディ・イン・ブルー・・・・G.ガーシュイン
他
東洋海事工業先代社長
第4回 橋元才平翁記念ファミリーコンサート 〜詩と音楽を友として〜
谷川賢作 Kensaku Tanigawa
1960 年東京生まれ。私立玉川学園高等部卒業後、アンスクールにてピアノ及び音楽理論を佐藤允彦氏に指示。在学中から様々なセッションに参加するかたわらラジオドラマや舞台音楽の作・編曲を手掛けるようになる。1986年市川崑監督「鹿鳴館」に起用されて以来、市川監督の全作品の音楽を担当する。
1988、 1995、1997年日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞。1995年第40回アジア太平洋映画祭最優秀音楽賞受賞。1996年現代詩を歌うグループ「Diva」を結成、父である詩人・谷川俊太郎とともに全国各地で音楽と朗読のコンサートを行う。1999年自己のレーベル「トゥルバドールカフェ」を創設。
荘村清志 Kiyoshi Syoumura
9歳よりギターを始め、当初は父、荘村正人に、後に小原安正氏に師事。巨匠ナルシソ・イエペス氏に認められ、1964年にスペインに渡り、イエペス氏より親しく教えを受ける。1967年イタリア各地で演奏会を開催、その好評により翌年にはミラノ他22都市でリサイタルを行う。1968年帰国。翌年の日本デビューリサイタルでは「テクニック、音楽性とも第一人者」との評判を得る。
1974年NHK教育TV「ギターを弾こう」に講師として出演し、一躍全国に知られる。1999年デビュー30周年記念リサイタルを東京・サントリーホール他で開催。人気と実力を兼ね備えた本格派ギタリストとしてリサイタル活動を続けるほか、オーケストラとの競演、レコーディング活動などを展開して好評を博している。また、武満徹氏の初のギター作品の初演など、現代ギター作品の紹介にも意欲的に取り組んでいる。
谷川俊太郎 Syuntarou Tanigawa
1931 年東京生まれ。1952年「文学界」に詩を発表して注目を集め、処女詩集「二十億光年の孤独」を刊行、みずみずしい感覚が高い評価を得る。以降文筆業を生業として今日に至る。主な詩集には、読売文学賞を受賞した「日々の地図」をはじめ「ことばあそびうた」「定義」「みみをすます」「よしなしうた」「世間知ラズ」「モーツァルトを聴く人」などがある。また、絵本「けんはへっちゃら」「こっぷ」「わたし」や、日本翻訳文化賞を受賞した「マザーグースのうた」やスヌーピーでおなじみの「ピーナッツ」の翻訳、脚本、写真、ビデオなどさまざまな分野で活躍している。現代を代表する詩人のひとり。
小室 等 Komuro Hitoshi
1943 年東京生まれ。高校時代「キングストン・トリオ」の歌に感銘しギターを始める。大学時代「ピーター・ポール&マリー」をコピーし「PPMフォロワーズ」を結成。1968年フォークグループ「六文銭」を結成。1972年第2回世界歌謡祭にて「出発の歌」(上条恒彦と六文銭)でグランプリを獲得。1975年泉谷しげる、井上陽水、吉田拓郎と「フォーライフレコード」を設立し、初代社長を努める。
現在はコンサート活動を中心にテレビドラマやドキュメンタリー映画、芝居、ミュージカルの音楽担当やエッセイの執筆など幅広いジャンルで活躍を続けている。
Program
●谷川俊太郎のことばあそび
●アルハンブラの想い出
●グラン・ホタ
●雨が空から降れば
●翼
●As You Wish
●What a wonderful world
●アメリカンナイト
●海の上のピアニスト 他
東洋海事工業先代社長
第3回 橋元才平翁記念ファミリーコンサート〜下関南高管弦楽部〜

荘村清志氏を迎え、クラシックの名曲からタンゴまでバラエティに富んだ
プログラムをご用意しています。是非ご家族揃ってお越し下さい。
荘村清志 Kiyoshi Shomura
9歳よりギターを始め、当初は父・荘村正人に、後に小原安正氏に師事。
巨匠ナルシソ・イエペス氏に認められ、1964年にスペインに渡り、イエペス氏より親しく教えを受ける。1967年よりイタリア各地で演奏会を開催、好評を得る。1968年帰国。翌年の日本デビューリサイタルでは「テクニック、音楽性とも第一人者」との評判を得る。1999年デビュー30周年記念リサイタルを東京・サントリーホール他で開催。人気と実力を兼ね備えた本格派ギタリストとしてリサイタル活動を続けるほか、オーケストラとの共演、レコーディング活動などを展開し、好評を博している。
Program
ソル 「魔笛」の主題による変奏曲
グラナドス アンダルーサ
アルベニス アストゥーリアス
マラツ スペイン・セレナーデ
ビバルディ ギター協奏曲・ニ長調
ヨハン・シュトラウス 皇帝円舞曲
チャイコフスキー 組曲「くるみ割り人形」より花のワルツ
シベリウス 交響詩「フィンランディア」
ピアソラ タンゴの歴史より
・ボルデル1900年
・ナイトクラブ1960年
・現代のコンサート
ブロウエル 11月のある日
タルレガ アルハンブラの思い出 グラン・ホタ
東洋海事工業先代社長
第2回 橋元才平翁記念ファミリーコンサート
みなみ らんぼうRanbou Minami
シンガーソングライター
1944年生まれ。法政大学社会学部卒業後、ラジオ台本作家を経て、’71年『酔いどれ女の流れ唄』で作詞・作曲家としてデビューし、’73年に『ウィスキーの小瓶』で歌手デビューする。子供の世界を描いた作品も多く手掛け、’76年に「NHKみんなのうた」で発表した『山口さんちのツトム君』は、ミリオンセラーを記録する。
コンサート活動の他、テレビのリポーター、映画音楽、CM音楽の作詞・作曲、執筆活動など多方面にわたって活動を続けている。エッセイ『おばあちゃんと花』は、中学一年生の国語の教科書に採用された。
ちなみに“らんぼう”という名前はフランスの詩人アルチュール・ランボーにあやかり付けた名前。
著書には『ちょっと山へ行ってきます』『ただいま雲の上〜らんぼう日記』『みんなで家族の話をしよう』『月からきたうさぎ』など多数がある。
Program
空飛ぶ鯨
少年の夏
瞳の海
夏のページ
美しいせかいが世界が廻る
クレーン車とすずめ
夢の翼(向井小学校 校歌)
川はだれのもの
虫歯の子供の誕生日
金子みすずのうた
山口さんちのツトム君
ケ・セラ・セラ
射手座生まれの男の子
北上川
コートにすみれを
友だち
ウィスキーの小瓶
ルイ
途上にて
東洋海事工業先代社長
第1回 橋元才平翁記念ファミリーコンサート
服部 克久Katsuhisa Hattori
音楽監督、作曲、編曲、監修、プロデュースのほか、ピアニスト、指揮者、司会者としてのテレビ出演も多い。1970年、「春のメルヘン」でレコード大賞編曲賞を受賞。1985年(昭和60年)からスタートしたインストルメンタルアルバム「音楽畑」シリーズは、15作を数え、1990年度のレコード大賞企画賞を受賞している。1998年東京ポップスオーケストラを率いてカーネギーホールと国連総会議場でコンサートを開催する。
Program
自由の大地
夢(賈鵬芳登場)
淡紅色の夢
風の子守歌
冬の夜
花
賽馬(さいま)
花と少女<コーラス>
大きくなったら<コーラス>
陽はめぐりつきはめぐり<コーラス>
君が代(フェントン)
昴(すばる)
ル・ローヌ
蘇州夜曲